1207323 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】


AMD Athlon64(アスロン)プロセッサ一覧表

banner_02.gif 人気blogランキングへ
AMD Athlon(アスロン)64プロセッサ一覧表 2006/2/4
AMD Athlonプロセッサ一覧表
AMD社のAthlonシリーズは、インテルへの対抗から次々に種類が発表され、全体を把握するのが大変になってきました。

まもなく新ソケット“M2”への移行も控えていることから、Athlonプロセッサのまとめ一覧表を作ってみました。
間違っている部分もあるかもしれませんが、参考にしてください。

Athlon64シリーズはクロック、製造プロセス、ソケット、2次キャッシュメモリ(L2)の容量の違いで何種類もあります。
例えば、Athlon64 3200+では、同じプロセッサナンバーでも3種類存在します。
TDP(Thermal Design Power)とは、“熱設計電力”という訳が付けられています。プロセッサの設計上想定される最大放熱量を表わす単位として利用されています。
また、製造プロセスは、コア内部の配線ミクロンで、Athlonで言えば、0.13μmと90nm(0.09μm)があります。配線が微細になるほど消費電力は少なくなるといわれています。

Athlon 64 FXシリーズの特徴

Athlon64FXは浮動小数点演算を中心としたゲームに非常に強いCPUです。
シングルコアでありながら、このような効果があるのは、ゲームソフトの大半はマルチスレッドに対応しておらず、シングルコアのクロックを上げた方が有利だからです。
ところが、2006年1月、AMDは突然、FXシリーズの最上位FX-60をデュアルコアで発表しました。
これは、強引にデュアルコアを進めるインテルへの対抗であると言われますが、FX-60はむしろAthlon64×2 4800+の上位CPUと考えられます。

Athlon 64 FXシリーズ クロック Hyper
Transportバス
L2 製造プロセス Dual
Channnel
Cool'n'Quiet TDP 対応メモリ ソケット
Athlon 64 FX-60
(デュアルコア)
2.60GHz 1GHz 1MB+1MB 90nm SOI 110W DDR400/333/266 939
Athlon 64 FX-57
(シングルコア)
2.80GHz 1GHz 1MB 90nm SOI 89W DDR400/333/266 939
Athlon 64 FX-55
(シングルコア)
2.60GHz 1GHz 1MB 90nm/0.13μm SOI 89W/104W DDR400/333/266 939

Athlon 64×2シリーズの特徴

 Athlon64×2は一つのダイに2つのコアを搭載し、完全に2つのコアがリンクした真性のデュアルコアです。
ソケット939のAthlon64シリーズは全てDDRメモリを128ビットのデュアルチャンネルで動作させるメモリコントローラーを内蔵しています。
もう一つは、Cool'n'Quiet機能、CPUへの負荷に応じて消費電力を上下させるこの機能は、効果的な省電力を提供することができます。
但し、Cool'n'QuietはWindows2000では機能しませんし、WindowsXPSP2ではマイクロソフトの提供するバッチファイルを当てないとパフォーマンスが低下する場合がありますので、マイクロソフトから修正プログラムをダウンロードしましょう。

Athlon 64 ×2シリーズ クロック Hyper
Transportバス
L2 製造プロセス Dual
Channnel
Cool'n'Quiet TDP 対応メモリ ソケット
Athlon 64 X2 4800+ 2.40GHz 1GHz 1MB+1MB 90nm SOI 110W DDR400/333/266 939
Athlon 64 ×2 4600+ 2.40GHz 1GHz 512KB+512KB 90nm SOI 110W DDR400/333/266 939
Athlon 64 X2 4400+ 2.20GHz 1GHz 1MB+1MB 90nm SOI 110W DDR400/333/266 939
Athlon 64 X2 4200+ 2.20GHz 1GHz 512KB+512MB 90nm SOI 110W DDR400/333/266 939
Athlon 64 X2 3800+ 2GHz 1GHz 512KB+512KB 90nm SOI 110W DDR400/333/266 939

Athlon 64 シリーズの特徴

Athlon64シリーズは全てシングルコアですが、ソケット939とソケット754の2つのタイプが存在します。
ソケット939とソケット754の違いは、内蔵されているメモリコントローラーが64ビット幅になっていることと、そのためDDRメモリのデュアルチャンネル動作が可能か不可能かの違いです。
 また、同じクロックでも90nmでの製造の方がやはり消費電力は少ないようです。
もちろん、ソケット形状が違いますので、ソケット939とソケット754のAthlonは物理的にも互換性はありません。
CPU単体での購入時にはどちらか確認することが大切です。 ソケット754のAthlon64は今後、商品供給も細っていくと思われますが、マザーボードも非常に安価で、ビデオカードも従来のAGP版が使えるので、64ビットを気軽に使うと割り切るならば、いい選択かもしれません。

 
Athlon 64シリーズ クロック Hyper
Transportバス
L2 製造プロセス Dual
Channnel
Cool'n'Quiet TDP 対応メモリ ソケット
Athlon 64 4000+ 2.40GHz 1GHz 1MB 90nm/0.13μm SOI 89W/89W DDR400/333/266 939
Athlon 64 3800+ 2.40GHz 1GHz 512KB 90nm/0.13μm SOI 89W/89W DDR400/333/266 939
Athlon 64 3700+ 2.20GHz 1GHz 1MB 90nm SOI 89W DDR400/333/266 939
2.40GHz 800MHz 1MB 0.13μm SOI × 89W? DDR400/333/266 754
Athlon 64 3500+ 2.20GHz 1GHz 512KB 90nm/0.13μm SOI 67W/89W DDR400/333/266 939
Athlon 64 3400+ 2.40GHz 800MHz 512KB 0.13μm SOI × 89W DDR400/333/266 754
2.20GHz 800MHz 1MB 0.13μm SOI × 89W DDR400/333/266 754
Athlon 64 3200+ 2GHz 1GHz 512KB 90nm SOI 67W DDR400/333/266 939
2.20GHz 800MHz 512KB 0.13μm SOI × 89W DDR400/333/266 754
2GHz 800MHz 1MB 0.13μm SOI × 59W DDR400/333/266 754
Athlon 64 3000+ 1.80GHz 1GHz 512KB 90nm SOI 67W DDR400/333/266 939
2GHz 800MHz 512KB 0.13μm SOI × 89W DDR400/333/266 754
Athlon 64 2800+ 1.80GHz 800MHz 512KB 0.13μm SOI × 89W DDR400/333/266 754

DTR Athlon 64 シリーズの特徴

DTR Athlon64シリーズはソケット754のみです。
コアを覆う銀色のヒートスプレッダーが無く、コアむき出しの状態のものをDesktop Replacement(DTR)Notebooksといいます。
コアむき出しですから、普通のAthlon64に比べ薄く、通常のAthlon64用CPUクーラーは使えません。 デスクトップパソコンとノートパソコンの中間を狙ったデスクノートパソコン用CPUとして発売されていますが、中身はAthlon64のソケット754版と同じです。 デスクトップ版と比較して消費電力が少ないのが特徴です。

(DTR) Athlon 64 クロック Hyper
Transportバス
L2 製造プロセス Dual
Channnel
PowerNow! TDP 対応メモリ ソケット
DTR Athlon 64
3700+
2.40GHz 800MHz 1MB 0.13μm SOI × 81.5W DDR400/333/266 754
DTR Athlon 64
3400+
2.20GHz 800MHz 1MB 0.13μm SOI × 81.5W DDR400/333/266 754
DTR Athlon 64
3200+
2GHz 800MHz 1MB 0.13μm SOI × 81.5W DDR400/333/266 754
DTR Athlon 64
3000+
1.80GHz 800MHz 1MB 0.13μm SOI × 81.5W DDR400/333/266 754

モバイル Athlon 64 シリーズの特徴

モバイルAthlon64シリーズもソケット754のみです。
コアを覆う銀色のヒートスプレッダーがついており、デスクトップパソコン用のCPUクーラーもそのまま使用できます。
90nmの製造プロセスのものは消費電力がグンと少なくなっています。

モバイルAthlon 64 クロック Hyper
Transportバス
L2 製造プロセス Dual
Channnel
PowerNow! TDP 対応メモリ ソケット
モバイルAthlon 64 4000+ 2.60GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 62W DDR400/333/266 754
モバイルAthlon 64 3700+ 2.40GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 62W DDR400/333/266 754
モバイルAthlon 64 3400+ 2.20GHz 800MHz 1MB 90nm/0.13μm SOI × 62W/62W DDR400/333/266 754
モバイルAthlon 64 3200+ 2GHz 800MHz 1MB 90nm/0.13μm SOI × 62W DDR400/333/266 754
モバイルAthlon 64 3000+ 1.80GHz 800MHz 1MB 90nm/0.13μm SOI × 62W DDR400/333/266 754
モバイルAthlon 64 2800+ 1.60GHz 800MHz 1MB 90nm/0.13μm SOI × 62W DDR400/333/266 754

Turion64 シリーズの特徴

インテルのCentrino(セントリーノ)プロセッサに対抗して発表されたノート用省電力プロセッサ
セントリーノ対抗用として「モバイルAthlon XP-M」があるが、なかなかメーカーに採用されず、Athlon64をベースに薄型ノート用として開発されたのが、Turion64です。
圧倒的に消費電力が少なくなっているのが特徴で、マニアの間ではデスクトップ用に使う人が多いが、当然認識しないマザーボードもある。第一、CPUクーラーの選定に苦労する。(Turion64はヒートスプレッダ無しでコアむき出しのため、CPU自体が薄い)
Turion 64シリーズ クロック Hyper
Transportバス
L2 製造プロセス Dual
Channnel
PowerNow! TDP 対応メモリ ソケット
Turion 64
ML-44
2.40GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 35W DDR400/333/266 754
Turion 64
ML-42
2.40GHz 800MHz 512KB 90nm SOI × 35W DDR400/333/266 754
Turion 64
ML-40
2.20GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 35W DDR400/333/266 754
Turion 64
ML-37
2GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 35W DDR400/333/266 754
Turion 64
ML-34
1.80GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 35W DDR400/333/266 754
Turion 64
ML-32
1.80GHz 800MHz 512KB 90nm SOI × 35W DDR400/333/266 754
Turion 64
ML-30
1.60GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 35W DDR400/333/266 754
Turion 64
ML-28
1.60GHz 800MHz 512KB 90nm SOI × 35W DDR400/333/266 754
Turion 64
MT-40
2.20GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 25W DDR400/333/266 754
Turion 64
MT-37
2GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 25W DDR400/333/266 754
Turion 64
MT-34
1.80GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 25W DDR400/333/266 754
Turion 64
MT-32
1.80GHz 800MHz 512KB 90nm SOI × 25W DDR400/333/266 754
Turion 64
MT-30
1.60GHz 800MHz 1MB 90nm SOI × 25W DDR400/333/266 754
Turion 64
MT-28
1.60GHz 800MHz 512KB 90nm SOI × 25W DDR400/333/266 754

人気blogランキングへ

ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ

© Rakuten Group, Inc.